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広島県広島市在住。日本近代史大好きの会社員です。
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書くのが随分と遅れてしまいました。
1月25日26日の旅行についてまとめました。

25日朝っぱらから広島発の新幹線に乗り込み
新横浜まで移動。そして予約していたレンタカーで
一気に静岡県は御殿場まで!

前の週にいろいろと問題にされていた降雪もなく。
というかそれすら感じさせない晴天!しかし強風。
移動中の車内ではむしろ暑さを感じるような日でした。

そして2時過ぎに今回の第一目的地御殿場へ到着。
食べていなかった今日初めての食事を通り道で
見つけたレストランでとり、わがまま言って私だけ東山地区へ。

御殿場の東山地区は別荘地として知られており、
秩父宮様の別荘もあった場所で、その地は今
秩父宮記念公園として開放されています。

今回は松岡洋右の別荘地となっていた所を訪れるのが目的。
というか、この旅の一大目的地!!
現在は四男の志郎氏夫妻がお住まいとのことで、
毎日ではないですが、第2・4・5週開館となっています。
そこでは奥様が実施されている洋食器の絵付け教室と合わせて
松岡洋右のゆかりの品(本人が所蔵していた骨董など)を展示してあるとのこと。
これを知ったのは昨年末で、知ってしまったからには
命捨てても行くしかないと、当初の旅行ルートにむりやり追加したのです。

静かな雑木林に囲まれた道を少し歩くと
「松岡別荘陶磁器館」の看板を発見。
山小屋を思わせるちょっとカワイイたたずまいのお家が現れました。

いよいよ到着とテンションMAX(笑)
「御用の方はインターホンを押してください」と
ドアのそばにメッセージがあり、インターホンをプッシュ!
お迎え下さったのは奥様の方で、どうやら絵付け教室の最中だったようでした…。
入館料を払い、松岡洋右関係の展示を見たいと伝えると、
「では、生き証人を呼んできますね(笑)」と部屋の奥に行かれてしばし待つと、
とても優しそうな老紳士が・・・。
そうなのです。四男の志郎さん自ら中を案内してくださったのです~!(感)

簡単な自己紹介をさせていただき、展示してあるお2階へ。

吹き抜けの階段を上った先には、まず松岡洋右が所蔵していた骨董が展示されていました。
これらは自分で買い集めたものもあれば、贈られたものもあるとのことで、
内容もバラエティーに富んでいます。
中で一番好きだったのは、香りをかぐための小さな陶器の瓶。
種類も様々でカニ柄のがとてもかわいかった・・・!!
ってか、これを手にしている当人を想像すると・・・。

他にも、満鉄の「あじあ号」で使用されていたグラス類や、
ユキヒョウの毛皮(何故)、亀のはく製(腹に「松岡全権」の文字)なども。
展示物の説明の際には思い出話も織り交ぜながら説明をしていただきました。
とくに満鉄関連の思い出話は聞いているだけでも楽しかったです!

そしてその展示の一角の隣にある小さな部屋には、
松岡洋右の遺品の展示が。

部屋には(おそらく外相時代の)肖像や、写真(訪独時のカラー写真も)、
勲章や著書などが飾られていました。

それらを見ながら説明をいただいたり質問をしたりしながら、
いろいろなお話をうかがうことができました。
質問といっても、本当に他者から見れば他愛ない内容ばかり
であったにもかかわらず、とても丁寧にお話をいただきました。

ひとしきり展示を見た後、コーヒーまでごちそういただき、
昨年光市(山口県)であった展示の図録を見せていただきながら、
同市への寄贈品についても説明をしていただきました。

私事ですが、展示会の開催以前に祖母の葬儀で訪れていたため、
その年はそれ以後光市に行くことがなかったので、
今更ながら展示会に気づけなかったことが悔やまれます・・・。

また、母が光市出身で松岡の出身の室積地区の隣の地区だった話をしたところ、
志郎さんが実際に訪れた時の話や、海がキレイなどといった
地元話までお付き合いをいただきました・・・(拝)
(・・・テンションあがりすぎて、途中から脳内がおかしくなっていた(笑))

最後にはわがままを言って一緒に写真を撮らせていただきました。
大切な宝物です。。。


この後は旦那と合流して、箱根を超え
一泊予定の大磯まで直行(爆)

箱根を超えの最中は聞いたお話をメモにまとめていて、
ちっとも景色見なかったです。

同館できかせていただいた志郎さんのお話は、
松岡の想像以上にカワイイ一面や、本では聞けない
家族のお話などが盛りだくさんで、とても貴重な時間でした。
お話の内容は書き始めるときりがないので、
(かかなくてもこの調子↑なので、、、)
勝手ながら割愛させていただきました。

今後、折に触れて紹介できることがあれば・・・。

できれば、また行きたい!!
いや、行く。(迷惑省みず)


2日目はまた後日のupにて☆

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